-LPガスについて-
LPガスとは
容器の中に入っているLPガスが液体だということをみなさんは知っていましたか?
LPガスは石油ガスを液化したもので、正確には液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)といいます。
そしてこの頭文字を取ってLPG=LPガスというのです。
家庭で使われているLPガスの主成分は、プロパンがもっとも多くなっています。
このためLPガスはプロパンガスとも呼ばれています。
地球にやさしいエネルギー
LPガスは現在、私たちのかけがえのない地球が直面している地球温暖化や酸性雨そしてオゾン層の破壊といった環境問題にも対応して、家庭や産業用、自動車燃料といった我々の生活を支えるクリーンなエネルギーとして期待されています。
LPガスは地球温暖化の原因とされる(二酸化炭素)の排出量が他の化石燃料に比べて少なく、酸性雨に対しても窒素分を全く含まず、硫黄分もほとんど含んでいませんので、SOx(硫黄酸化物)・NOx(窒素酸化物)対策として、有効なエネルギーといえます。
LPガスは、災害にも強いエネルギー
LPガスは、1戸ごとにLPガス容器で個別供給しているため、「分散型エネルギー」と呼ばれています。
ガス設備に被害がなければ災害直後から各家庭でそのまま使用できるので、他のライフラインが絶たれても使用できるエネルギーとして評価されています。
当ホームページで毎年10月に実施しているアンケート調査では、東日本大震災(平成23年)の被災者から「他のライフラインが絶たれた中でもLPガスは使用できたため、煮炊きすることができて本当に助かった。」との声が寄せられました。
このように、被害の大きかった東北地方では特に災害に強いとの高い評価となりました。
LPガス設備について
LPガスの各設備は、法律により、皆さまが点検・維持管理を行う設備とLPガス販売店が点検・維持管理を行う設備に分かれています。
【供給設備】LPガス販売店が責任を持って点検と維持管理を行う設備
LPガス容器からガスメーターの出口までは供給設備と呼ばれ、LPガス販売店が、責任を持って点検と維持管理を行います。
【消費設備】皆さまが日常的に点検と維持管理を行う設備
ガスメーターの出口からガス器具までは、消費設備と呼ばれ、法律上の管理責任は消費者の皆さまにあります。
日常の点検・維持管理は、LPガスを使っている皆さまで行ってください。
安全管理について
消費者の皆さまに行ってほしい安全管理LPガス容器からガスメーターの出口までは「供給設備」と呼ばれ、LPガス販売店が責任を持って点検と維持管理を行います。
ガスメーターの出口からガス器具までは「消費設備」と呼ばれ、法律上の管理責任は消費者の皆さまにあります。
日常の点検・維持管理は、ふだんLPガスを使っている皆さまで行ってください。
ガス臭いと感じたら
LPガスは本来、無臭ですが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、ガス特有の臭いをつけています。ガス臭いと感じたら、緊急の連絡先かLPガス販売店に連絡してください。
「緊急時の連絡先」に連絡してください。
1.「お名前」「ご住所」「ご近所の目標」「その場の状況」をお知らせください。
2.「緊急時の連絡先」の指示に従ってください。 安全確認が済むまでガスは使用しないでください。
緊急時の連絡先は、あらかじめLPガス販売店に確認してください。
緊急時の連絡先は、24時間無料で対応しています。